フラーレンは、1985年に初めて発見されサッカーボールのような形をした物質ですが、自然界にも存在しており、その強力な活性酸素除去作用により、美肌効果や肌の老化防止効果があります。
活性酸素を取り除いてくれる成分といえばビタミンCが有名ですが、フラーレンにはその約170倍もの力があるとされています。
長時間持続する抗酸化力もフラーレンの魅力のひとつです。
一つ一つの分子は、浸透力に優れ、朝と夜、洗顔後に使うと一日中肌の上で活性酸素を取り除き、肌の表面を掃除機のようにお掃除して、効果は１１時間続くことが実証されています。
このフラーレンの抗酸化力により、メラニンが作られることによるシミなどの色素沈着を抑制したり、細胞の老化を予防して肌のハリを維持しシワの形成を抑制したり、毛穴に引き締め効果をもたらします。

EGF[英語名:Epidermal Growth Factor]「上皮成長因子」は、1986年に発見された物質で、皮膚の表皮に働きかけ細胞の新生を促して、「ターンオーバー」を促進することで、肌の老化を抑えてくれます。
体内にあるEGFは年齢とともに減少してしまうため、この「ターンオーバー」が遅れると、シミやくすみ・ハリ感の低下・毛穴の目立ちなどといった様々な肌トラブルにつながってしまいます。
EGFは、もともと体内に存在しているたんぱく質の一種ですので、非常に安全性が高い特徴があります。
肌を焼失したやけど治療でも用いられており、数ある化粧品成分の中でも、若返り効果が最も高いと言われています。

FGF[英語名:Fibroblast Growth Factor]「線維芽細胞増殖因子」は、幅広い効果を示す多機能性タンパク質で、真皮層に働きかけ皮膚組織を再生します。
加齢とともに細胞の活動性が低下し、細胞の数そのものも減少していくと、肌のコラーゲン量を保つことができなくなっていきますが、FGFは、活動性が低下した線維芽細胞を刺激して活動的にすることでコラーゲン・エラスチンの再生を促進します。